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KLAS(スイス公文学園高等部)のあれこれ


KLAS(スイス公文学園高等部)に関する、非公式情報をあれこれ書き並べました。
言うまでもありませんが、これらのことは1999年の卒業生が思い浮かべている事柄です。
 今では事情が変っているかもしれませんし、記憶違いで正確ではないかもしれません!

※村や学校の様子を、見たいという方は、「 写メール少々 」ページも、ご覧ください。

KLAS概要

生活風景

勉強・教育

恋愛・友情

その他

寮生活
食事
間食?@ 料理
間食?A 菓子
趣味
運動
ファカルティ・ファミリー

 
生活風景 - スイス公文学園での日常生活 -

寮生活:

基本的に一部屋に3人。 
女子では4人部屋、男子には2人部屋というのが、生徒数の都合上、あったようです。 
プライバシーは、はっきり言って、ありません。 
ですが、プライバシー云々を叫ぶ人はいません。 
いたら寮生活を送れません。

3人部屋は狭いと感じるはずです。 
といっても、不快ではないです。 ここは断言しておきます。

平日は毎日クリーニングスタッフが部屋を強制掃除するし、あまりに汚い部屋の住人は副校長に呼び出しを受けるのですが、ごちゃごちゃの部屋は本当に、いつでも、ごちゃごちゃです。 
散らばる衣類、CD、漫画、雑誌で床が見えない部屋もあります。
なおエロイ本は、回し読みされますので、入学時また一時帰国時には、良いものをご持参ください。

同室の住人に喧嘩は発生します。 ほぼ確実です。 
ただ、さっさと仲直りをします。 
別に仲直りの握手をするわけではなく、自然と会話が再開します(少なくとも男子は)。

また寮父さん、寮母さんは人格者で、何でも話を聞いてくれますし、相談に乗ってくれます。
思春期、反抗期の連中なのに寮父さんの悪口を言う人は誰もいない、それくらい慕われていますから安心です(でも怒ると誰よりも怖いですよ。気をつけてください)。

ちなみに寮と学校は棟続きなので、雪が降ろうが雨が降ろうが、3分もあれば登校できます。
(でも授業開始の8時以降、施錠されますので、忘れ物を取りに戻ることは原則できません。
 掃除のおばちゃんと仲よくなっておくと、コッソリ入れてもらえるかもしれません……?)

食事:

3食(土日はブランチで2食)、食堂で出される食事は、口に合いません。 
特に最初は、何じゃこれは! と戸惑うかと思います。
最初から全部のメニュが口に合う人は、変人です。

今では日本式の、ほかほかご飯も出るようになったようなので、だいぶ改善されていると思いますが、それでも最初は、微妙……に感じるかと思います。 
それで間食が増え、女子は10人中8人くらいは、太ります。 男子は逆にやせる人が多いです(男はあまり間食をしません……間食をする男子は、にきびだらけになります)。

とりあえず、そのうち口が慣れて行きます。 
最終的にはKLASの食事はおいしいものだと思うようになります(私だけかも……)。

あと、スパゲッティなど、並外れてうまいのもあり、さすがヨーロッパ! と感心します。 
スパゲッティは本当においしいので、献立(英語)を見た生徒は、
「明日はスパだ!」
と叫びます(本当です)。

ほかに、ハンバーグ、ホットドッグなどが人気メニュです。
それから、ときどき「総決算」と名づけられる、KL生には不評な、ごった炒め料理が出たりします。
週末の献立がひどいと、KL生はレストランに出かけたり、自分で料理をつくったりします。

間食?@

料理:

寮には男女それぞれ、電熱コンロが2基ずつと、電子レンジが1台ずつあり、自分で料理できます。
キッチンは寮の1階にあり、ここまでは、異性が立ち入ることができます。
ですので、週末などには、カップル・クッキングという、当人たち以外には鬱陶しすぎる行為を、目撃できます。 そういうカップル・クッキングが鬱陶しい人のために、週末には、寮父さん、寮母さんの部屋のキッチンも、解放され、さびしい人たちが、群がります。

自炊する場合は、スパゲティ、ご飯(鍋で炊きます)、出前一丁(スーパーで買えます)が一般的で、たまに本を見ながら、凝った料理をつくる人もいます。

男子寮スペシャルとしては、お茶漬け(永谷園など。日本から持ってくる)を、茹で湯をわずかに残したスパゲティにからめて食べる「お茶スパ」、スパゲティのソースはマヨネーズに醤油をかけただけという「マヨスパ」、マヨネーズすら無しの「醤油スパ」が有名です。 
出前一丁の麺を茹でずに、粉末スープをまぶしながらバリバリ食べる人もあります。

日本から持ってきたレトルトカレー+スパゲティは、めでたいことがあったら食べます。

なお、特に男子は育ち盛りですので、スタディ・ホール後(夜9時から10時)には、キッチンの電熱コンロの取り合いが発生します。 
この激しいコンロ獲得大会に勝利するため、スタディ・ホールの終盤には、どこからか、鍋を洗う音が聞こえるのです(鍋は使用後ではなく、使う前に洗います)。

また、「クッカー」と呼ばれる、卓上電熱コンロを、どこからか調達し、夜中にコッソリ出前一丁を食べようとする人がいますが、見つかり次第、激しく叱られるとともに、クッカー没収です。
寮父さんの部屋には、没収された過去のクッカーたちが数多く眠っていることでしょう。
(電熱器を勝手に使うと、ブレーカーが落ちたりするのです)

それから、夜中にカップヌードルがどうしても食べたくなり、シャワーのお湯でつくろうとする人がいますが、食べ物ではないものが出来上がりますので、ご注意ください。

間食?A

菓子:

ヨーロッパのお菓子は、やたらと濃厚です。

KL生に代表的なおかしは、「ぐみ」ですが、これは日本のものより格段にネットリと甘ったるいです。
まあ、おいしいのですが、食べると口の中がネチョネチョになります。
このネチョネチョを、アイスティー・ピーチ(リプトン・美味)の一気飲みで流し込むというのが、KLAS新入生がヨーロピアン・スウィーツを体験する最初かと思いますが、丸顔、虫歯、にきびの原因です。
ちなみにポテトチップスも、たいへんおいしいですが、日本人にするとやや高価です。

ちなみに、KLASから5分ちょい歩いた駅の売店が、最寄りの商店です(すぐ近くにあった駄菓子屋通称「ぐみ屋」は旅行会社になっています……)。 
そこには、KL生のためか、サントリーの烏龍茶など、見慣れたものが売られています。
(いまや世界中、日本食ブームなので、けっこう、日本のものが手に入ります)

私は個人的に、スイス・オリジナルの乳性飲料「リベラ」が大好きで、スーパーに毎週買いに行っていました。 
リベラには、赤、青、緑(緑は無いかも)があり、青が、すっきりしておいしいです。
なお、お菓子については、チョコレートの「ネスレ」本社が同じ州にあります。

趣味:

はっきり言って、寮生活は暇です。

村にあるのは、スーパーと売店がチラホラ、というくらいなので、現代っ子には実に退屈な環境です。
学校には図書館もあって、なかなかの蔵書量ですが、いかんせん、蔵書の中心は卒業生の寄付本なので、偏りがちです(同じ本が、何冊かあったりしますが、読書好きが不満を覚える――という少なさではありません)。

そういうわけで、多くのKL生は、楽器を習います。
専門の音楽の先生に学んだり(有料)、ギターなどを独学で極める人もいます。

特にデートのできない人は週末が、ものすごく暇になるので、音楽、料理などを極めます。
私の学年で言うと、男子30人のうち三年間で楽器をさわらなかったのは一人ぐらい。

また、「ミュージッククラブ」があり、毎学期末に、暇人たちが極めたバンドテクニックを披露します。
なかなか聞けます。
聴衆も演奏者も同じ生徒ですけど、暇なので、コンサートには多くの観衆が集まり、キャーキャー叫びます。 バンド数も、各学年に5つや6つはできるので(各学年生徒は60名なのに)、ライブコンサートは、かなり盛り上がります。

あと、バイオリンや打楽器、サックス、等々、大抵の楽器を専門の先生について習うことができます。 さすがに尺八や津軽三味線の先生はいません。
クラシック楽曲を発表する場も、ちゃんと与えられ、しかも聴衆がまともに聴いてくれるので、習う甲斐があります。 
わたくしなどは、ギター弾き語りで、さだまさしを極めたものです。

運動:

残念ながら、「趣味は体を動かすこと!」という人には、少々不満な高校かもしれません。

部活は、バスケ、バレー、サッカー、マウンテンバイク、水泳などなど、なかなかたくさんありますが、生徒の数が少ないことと、練習場所が限られていることから、それぞれの練習は、週に一度か二度です。 
ですので、体を動かすのが何より好きだと言う人は、幾つも部を掛け持ちしています。
私の先輩で、バスケ、バレー、サッカー、を兼部していた体育会系の人間がいました。

スイス国内のインターナショナルスクールどうしで戦う、SGISだとか言う大会や、同じ州のインターナショナルスクールで戦う、AGISだとかいう大会が、年に一度あります。
高地トレーニングを頑張りたい人は、環境は抜群ですし、自分で頑張ればいいかもしれません。

また、体育の時間にあたる週に2度の「アクティビティ」の時間には、テニス、水泳、バレー、サッカー、バスケ、スカッシュ、トレッキング、スケートなどの中から各自が好きなものを選んで、2時間ばかり運動します。 
バスケやバレーなど、部活と重なるアクティビティは、ほぼ部活の練習になりますので、アクティビティの選択時に、各部の部長や先輩が、「おいバレー部は、バレーを選べよ!」などと、睨みを利かせます。
なお、テニスやスカッシュなどは人気があり、定員が限られるので、だいたい抽選になります。

ファカルティ

ファミリー:

こういうシステムがあります。
公式ページによれば、「教職員家族制度」というようです。

これは、先生方などを、「両親(基本は男女。たまに男男夫婦がある)」に見立て、そこに生徒が十五名くらい、各学年4、5人ずつが兄弟姉妹として、親しく語らったり遊んだりするというものです。

私が3年の時には、
(3年…男2人女3人)+(2年…男3人女2人)+(1年…男2人女2人)+(父カナダ人・母日本人)
という家族でした。

週に2、3度、午前中の休憩時にファミリーごとに教室に集まり、連絡事項を聞いたり、誕生日を迎えた「息子」「娘」がいたら、皆で、ハッピー・バースデイを歌い、ケーキを食べたりします。

また、学期末などにファミリー揃ってドライブ+レストランで食事をすることがあります。
ふもとの町まで中華料理を食べに行ったり、家族バーベキューをしたりするのが一般的です。
ちなみに私のファミリーには、ガソリン・バーベキューという伝説がありました。

なお、私が卒業するまでは、3年間同じファミリーメンバーでしたが、システムが変わって、今では毎年ファミリーの変更がある模様です。

ファミリーの親密度、楽しさは、はっきり言って、「父」「母」次第です。
また、たまに、とんでもない「子供」が混ざっていると、それも一家の平和を乱します。
運が悪いと、1年間(以前は3年間)ギスギスした空気に浸らなければなりません。 

私のファミリーは、実に素敵な一家でした。

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