「よくあるご質問」に卒業生が答える

KLAS公式ページ内の「よくあるご質問」に、卒業生が勝手に答えてみます。
公式ページの【公式】回答と並べて、卒業生による勝手な【非公式】回答を用意しました。
なお、公式ページには、各回答の関連事項も掲載されていますので、あわせてご覧ください。

*スイスの山の上にユニークな高校がある スイス公文学園高等部の秘密

 学校に関する質問

受験に関する質問

進路に関する質問

生活に関する質問

旧「よくある質問」

 
 Q:子供は公文式を学んだことがありませんが。。。
 Q:あまり英語の成績が良くなくても大丈夫?
 Q:学校では日本語をしゃべってはいけないのですか?
 Q:問題行動を起こした生徒に罰則などはありますか。
 Q:学校では必ずクラブに入らなくてはいけませんか。
 Q:サマーアブロードプログラムって何?
 Q:ミュージカルが楽しみ。
 Q:模擬国連って何ですか。
 Q:普通のインターナショナルスクールとどう違うの?
 Q:教職員はどのくらいですか。
 Q:学校の見学はできますか。

Q:子供は公文式を学んだことがないのですが、問題はありませんか?

【公式A】:公文式の経験がない生徒も入学していますので心配はありません。一人ひとりのレベルに合わせて学習するやり方なので、自分のペースで無理なく進むことができますし、専任の公文式担当教員がていねいにサポートいたします。
【非公式】:問題なければ、関係もありません。 あたくしも公文式学習など経験したことがありませんでした。 しかし合格決定後、全員に大量の公文式課題が送りつけられましたし(強制)KLASの授業科目として、公文式学習があります(強制)。 とにかく、スイスで公文式学習をするのです。 正直、苦痛です。
Q:あまり英語の成績が良くない子供でも大丈夫ですか?
【公式A】:英語をもっと勉強したい、苦手な英語を克服したい、といった意欲があれば大丈夫です。中学校での英語の成績は普通であっても、その意欲と積極性があれば、3年後は胸を張って英語でスピーチできるようになります。
【非公式】: 正直なところ、最初は困ります。けれど日本の中学校を出たばかりの生徒を、いきなり見知らぬ国の大都会へ放り出すようなことはせず、ジワジワと学習を積ませますので、そのうち自然と英語が身に付きます。 最初は、イギリスの小学生が使うような英語コミュニケーションの教科書を使って授業を進め、パリ小旅行やロンドン・ホームステイなどを経験して、いつの間にか英語生活に順応して行く、という感じです。
Q:学校では日本語をしゃべってはいけないのですか?
【公式A】:学園内の公用語として英語を用いていますが、国語をはじめ、日本語で行う授業も多くあります。生徒は英語だけで生活することはありませんが、英語でコミュニケーションをしなければならない機会が増えますので、早い段階で英語を身につけていきます。
【非公式】:正直なところ、みんな日本語で生活してます。 ただ、掲示板、生徒集会、町など、KLASで生きて行くために収集しなくちゃいけない情報はみんな英語(またはフランス語!)なので、英語を学ばざるをえません。
Q:問題行動を起こした生徒に罰則などはありますか。
【公式A】:構成員の全員にとって快適なコミュニティーとするために必要最小限の規則があります。それを破る者には必要な指導を行います。また、他人を尊重する姿勢を大切にし、自己責任とは何かについてもしっかり教えています。
【非公式】:KLASあれこれ「KLAS概要/ディテンション」に書いたとおり、クロス・システムがありますし、喫煙が見つかったりすると、「Go Back」です。 あたくしは、「割ときびしい」という感じを受けていました。
部屋が汚い、宿題を忘れた、遅刻した、Fuckなどの汚い言葉を吐いた、などでクロスを授けられ、3つ溜まると、毎週金曜日に教室のひとつへ監禁され、時計と睨めっこさせられます。 「普通の生徒」にはあまり関係のないことですが、ちょっと反抗期に入っている生徒には、やや厳罰主義かもしれません。 でも、まあ、息苦しいことはありませんよ。 金曜日の反省会こと「フライデー・ナイト・ディテンション」も、あたくしたちの頃は「おつとめ」と呼んで、気楽にこなしていました。
Q:学校では必ずクラブに入らなくてはいけませんか。
【公式A】:入部は制限も強制もありません。また、時間の許す限りいくつも入ることができます。選手養成のクラブではなく、自主的に練習も計画し、インターナショナルスクールとの対抗試合も楽しんでいます。
【非公式】:KLASあれこれ「生活風景/運動」にも書きましたが、何らかのクラブに入らないと、週末や授業後が退屈で仕方がないと思います。 公式Aで「選手養成のクラブではない」と言ってますが、まったくその通りで、半ばお遊び同好会、という雰囲気を持つところもあります。 勿論、まじめな部活も多いですよ。
Q:サマーアブロードプログラムの参加条件を教えてください。    
【公式A】:3年生の1学期に学校を離れて、英語圏の大学で授業を受けるプログラムですので、2年生の秋までにTOEFL PBTで450点以上を取り、かつ参加を希望する生徒が対象です。
【非公式】:3年生の第一学期にかけて、あたくしは、ボストンで遊んでました。 自分で大学(語学コース)を選ぶので、良いところをを慎重に選ぶ必要があります。
Q:ミュージカルに出られることを子供が楽しみにしています。誰でも舞台に立てるのですか?
【公式A】:キャストは全学年から30人ほどを、歌唱力・語学力を中心としたオーディションで選びます。しかし、舞台に立つことが全てではありません。舞台装置や音楽、衣装からメイクまで多くの生徒たちが力を合わせて作り上げます。いろいろな分野で参加意識を持つことができます。
【非公式】:どういう基準で主役キャストが選ばれるのか、毎年、謎です。 地味だと思われていた一年生が不意に主役に抜擢されたり、前年に大きな役をやっていた人が脇役に回されたりします。 ミュージカルは割と本格的なので、裏方や学期担当もかなり楽しいようです。 それから、そうは言っても素人劇なので、参加しないと無茶苦茶つまらないと思います。 参加しなくても、観劇は強制ですし。
Q:子供が模擬国連に興味を持っています。これは誰でも参加できるものですか。
【公式A】:一週間をかけて世界中の高校生が討議するMUNは、KLASでも人気のある交流行事です。誰にでも参加するチャンスはありますが、チームの人数には限りがありますので、応募が多い場合は選考となります。熱意、英語力、リサーチ力が求められますが、なるべく多くの生徒に機会を設けるようにしています。
【非公式】:あ、これあたくしは参加してないのでまったく分かりません。 「萩の月」という人は参加したはずなので、興味がありましたら、掲示板で訊いてみてください。
Q:インターナショナルスクールとの違いは何ですか?
【公式A】:インターナショナルスクールは、学校ごとにそれぞれの特徴を持っているようです。一般的なイメージとしては、外国籍、外国のカリキュラム、外国語(英語)で授業をする学校で、多様な国籍をもつ生徒が集まっている学校といったところでしょうか。しかし大方共通しているのは、英語などその学校の主要言語を話せることが重要視されるという点です。
KLASはユニークな学校です。生徒の大半は日本の中学校を卒業しています。そして入学後、英語に触れる多くの機会、豊富な行事、全寮制による集団生活を通して実践的な異文化理解力や地球的視野を身につけていきます。誰にでも、大きく成長するチャンスが溢れています。
海外にあっても、文部科学省による在外教育施設の認定を受けていますので、日本の高等学校と同等の大学入学資格を得られます。一人ひとりが目標を見つけ、それに合わせて日本の大学、またはアメリカやカナダを中心とした海外の大学に進学しています。

【非公式】:在学するのは日本人ばかり、また卒業時に日本の高校の卒業資格が獲得できる点が、大きく違うと思います。 ですので、英語習得と多国籍人との交流では、完全なインターナショナル・スクールの方が有利だと思いますが、KLASには日本的な管理体制と日本的な教育があるので、安全面や、日本人としての自覚と成長という点では、格段にKLASの方が良いと思いますよ。
Q:教職員はどのくらいいますか?
【公式A】:教員は日本人が12人、英語を母国語とする国の教員が18人で合計30人います。生徒6人に教師1人の割合で、少人数教育を行っています。その他、寮、キッチンスタッフが約20人おり、10カ国からなる多国籍、多文化の環境を作り出しています。
【非公式】:ちなみにキッチンスタッフ、寮の清掃スタッフは現地人です。今はどうか知りませんが、あたくしの頃は、寮の掃除担当は、ユーゴスラビア出身のおばちゃんでして、フランス語しか喋れませんでした(まあ、清掃は授業時間に行うので、普段はほとんど会いません)。
Q:学校の見学はできますか。また自由に見学できるイベントなどはありますか?
【公式A】:日本事務局へお問い合わせください。学校スケジュールを確認のうえ、ご希望に沿うように対応させていただきます。
【非公式】:卒業後に勝手に出向いたら、そうとう怪訝な目をされましたので、事前に連絡することをお勧めします(オイオイ)。
 

次頁(受験に関する質問)

KLAS私的案内入口

掲 示 板

管理人宛メール